2022/06/16
こんにちは、メタバースラボです。
今回は、ご招待していただいたXPotential Technology Partners(以下、XTP略) Deep Tech Web3のオープニングイベントに参加してきました。
XTPはユニコーンの100倍となるヘクトコーン企業の創出を目指すグローバルコミュニティアクセラレーターであり、今後はビジョンである「Deep Techで世界の課題を解決し、Web3で面白きこともなき世を面白く」の実現を目指し、大企業とスタートアップ支援の両方を行っていきます。
記念すべきオープニングイベントということもあり、世界中から経営者の方などがお集まりになって、これからの活動に向けて想いをぶつけ合う熱いイベントとなりました。
今回は、XTPのオープニングイベントの内容をみなさんにもお届けします。
ついに、ユニコーンの100倍、ヘクトコーンを創出するべく、XTPの活動が始まることになりました。
そのオープニングイベントが5月27日に名古屋市栄のナゴヤイノベーターズガレージとオンラインの2形式で開催され、多くの人が参加しました。
会場には、「新しいテクノロジーを駆使し、より良い世界を創りたい。世界と繋がり、日本を盛り上げたい。」という熱い思いを持つ多くの人が集まり、こ会場全体にこれからお祭りが始まるのではと感じるほどの熱気が渦巻いていました。
今回のプロジェクトを立ち上げた株式会社シリコンバレーベンチャーズ代表取締役社長兼CEOの森若幸次郎(John Kojiro Moriwaka)氏の目には会場の熱気よりもさらに熱い思いが詰まっていました。
加速度的に変化を可能にするエクスポテンシャル・テクノロジーの可能性や名古屋のポテンシャルを信じ、名古屋の産業を変革していこうとするその姿はまさに令和版坂本龍馬のようでした。
そんな同氏の熱い想いに賛同し、国内外からXTPに参画した素晴らしいスピーカーの方々も、今後の活動に向けて各々の専門的な立場から知見と意気込みを語られました。
これから名古屋からヘクトコーンを生み出すXTPでは、主に3つのプログラムを準備中です。
これらのプログラムを通して名古屋の地からヘクトコーンが創出されます。
オープニングイベントは森若氏の会場全体を一気に引き付ける挨拶から始まりました。
森若氏は、まず名古屋と日本・アジア・世界のスタートアップを比較して、世界の最先端の技術をスタートアップから学ぶ必要性を訴えました。また、オープンイノベーションを成功させるには、起業家を応援するカルチャーを根づかせなければならないと語りました。
そして、名古屋には加速度的に変化を可能にするエクスポテンシャル・テクノロジーの基盤が整っており、ヘクトコーンが生まれるポテンシャルがあると言及しました。
名古屋の潜在的な可能性に気づき、この地から世界を変えていこうとする森若氏の目には雲一つない青空のように透き通った強い信念を感じました。
森若氏のご挨拶の後には、ご来賓のご挨拶やXTPの活動を支援していく方々のご紹介がありました。
ご来賓のご挨拶
・名古屋市副市長 中田 英雄氏
・経済産業省 中部経済産業局 飯野 智大氏
・愛知県庁経済産業局スタートアップ推進監 柴山 政明氏
・名古屋商工会議所 産業振興部 IT・知財・スタートアップユニット長 北岡 創氏
・経済産業省 新規事業創造推進室長 石井 芳明氏
・スタンフォード大学 池野 文昭氏
パートナーのご紹介
・日本情報マート 代表取締役 松田 泰敏氏
・株式会社電通 中部支社 ビジネスクリエーション局 事業共創部長 松岡 裕志氏
・株式会社電通 中部支社 ビジネス開発プロデューサー 森永 琢馬氏
スポンサーのご紹介
・東海東京証券 代表取締役社長 佐藤 昌孝氏
第2部では、XTPのパートナーやメンターなどと森若氏のパネルディスカッションが行われました。
・Deep Tech ベンチャーキャピタルと語るXTPが目指す世界
Abies Ventures株式会社 マネージング・パートナー 山口 冬樹氏
・シリコンバレー・ニューヨークからみた名古屋の可能性
株式会社未来プロジェクト代表取締役 牧野 隆広氏
中部ニュービジネス協議会理事 田中 敏之氏
株式会社バリューグロー代表取締役 名古屋大学イノベーション戦略室特任教授 田中 裕章氏
株式会社エンプラス Life Science 事業部長 森元 雄一郎氏
・SDGs実現のための脱炭素・ダイバーシティ経営
北九州市立大学牛房義明教授
サステナシード株式会社代表取締役CEO 中畑裕子氏
株式会社エンプラス Life Science 事業部長 森元 雄一郎氏
・名古屋・東証・海外上場の未来
元あずさ監査法人 公認会計士 轟 芳英氏
QBキャピタル合同会社
代表パートナー 本藤 孝氏
東京証券取引所上場推進部課長 勝尾 修氏
・メタバース、Web3で作る未来とは?
合同会社ARKLET CEO 山下青夏
パネルディスカッションには、これまでの輝かしいご経歴を持たれた方がご登壇され、様々な角度からXTPの今後、名古屋の秘めたる可能性、これからの企業の在り方などが論じられました。
その中でも、ひときわ変わった経歴を持った登壇者が一名。
それは、最後に登壇したメタバースラボを運営しているARKLET CEOの山下でした。彼は、19歳という年齢ながら会社を立ち上げ、仮想空間開発事業を展開しています。
山下は、メタバースやWeb3.0といった領域が今後どのような道をたどっていくのか若者からの視点で論じました。
彼が代表を務めるARKLETは「現実世界を超えた新しい世界を創造する」という理念を掲げ、メタバースの開発を進めています。
メンバーは全て名古屋大学と南山大学の学生で構成されており、メタバース展示場制作事業を行っています。
名古屋の地で若い力が新しい世界を創り、不可能を可能に変え、時代を加速させようとしています。
(ARKLETメンバー)
今回、本イベントに参加してこれからの名古屋の大きな可能性に胸が躍らされました。
XTPの設立者である森若氏の志とその想いに共感する多くのパートナーやメンターの方が本気で名古屋からヘクトコーンを生み出そうとしているのが、強く伝わるそんなイベントでした。
さらには、これからの時代を担う世代も名乗りを上げてきていることはいいニュースではないでしょうか。
「スタートアップ不毛の地」と呼ばれた名古屋で今、XTPのプロジェクトによってヘクトコーンが生み出されようとしています。
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