2022/06/01
農業×メタバースの「one rare」というサービスが海外で展開されています。
食とメタバースと聞いてもどんなことができるのかイメージしづらいのではないでしょうか。
今回は、食とメタバースを融合させた「one rare」についてご紹介します。
one rareってどういうメタバースなの?
one rareはフード・メタバースと呼ばれる食に特化したメタバースです。
Enjinブロックチェーン上に構築されるプラットフォームで食に関するあらゆる体験が可能になっています。
作物を育てることや農場の運営、農作物の販売など様々なコンテンツを楽しむことができます。
メタバースで食に関するコンテンツから実際世界中で起こっている問題に関心をもつきっかけになるのではないでしょうか。
仮想空間で農業体験ができるようになっているんですね!
one rareではメタバース空間で作物を育てる体験を楽しむことができます。
野菜だけでなく、果物や乳製品など様々な作物の育成が可能になっています。
農業以外にも幅広く職業体験ができるんですね!
メタバースの空間の土地を購入し、農場の規模を拡大することができます。
one rareでは独自の通貨「ORAGE トークン」が使用されています。
そのため、農場でたくさんの作物を育てて、収入を得ることも可能です。
農場では天候の変化や害虫など実際の農場でも起こるトラブルがランダムに発生し、よりリアルな農業体験を行うことができます。
農場で作った農作物は収穫し、販売することができます。
one rare内にマーケットがあり、販売可能となっています。
マーケットでは畑で取れない特殊な食材が販売されていたり、調理されたものも販売されたりしています。
料理を作ってミニゲームができるようになっています。
レシピを見ながら料理をし、材料や料理のNFTを使って参加します。
ミニゲームでは賞金としてORAGEトークンを獲得することができるようになっています。
いわゆる「Play to earn」といわれるゲームをしてお金を稼ぐことができる流行にのったゲームですね。
one rareは著名シェフとコラボしました。
シェフの代表作の料理がNFT化され、メタバースの空間でシェフの料理を体験することができます。
なかなか有名なシェフのいるお店にはいけませんが、そんなお店でどんな料理があるのか気になりますよね。
one rareは食に特化したメタバース活用の形になっています。
実際の農作業の体験からゲームを通して楽しむことができるなどあらゆる人に農業に興味を持ってもらえるものになるのではないでしょうか。
one rareは今後、NFTを使って実際に食事ができる仕組みや飢餓に対する活動などを現実世界での取り組みにつなげていこうとしています。
街中で生活していると作物に触れる機会は少ないですが、one rareというメタバース空間を使うことで食のありがたみを再確認できる機会になりそうですね。
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