メタバースラボ

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【メタバース事例紹介】NISSANのバーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」について紹介

2022/05/23

昨年11月に日産自動車がVR chat上に「NISSAN CROSSING」を再現しました。

NISSAN CROSSINGは実際に銀座にある店舗で最先端テクノロジーを搭載したクルマを展示しており、ワクワクする未来のドライビング体験の発信拠点となっています。

実際にある店舗をVR chat上に再現し、双方向のコミュニケーションができる新たなギャラリーが誕生しました。

今回はそんな未来感あふれるNISSANのギャラリーについてご紹介します。

それでは、一緒に見ていきましょう!

目次

NISSAN CROSSINGとは

NISSAN CROSSINGがVR空間で再現されたの?

今回、NISSANはVR chatでバーチャルギャラリーを開設しました。

銀座にある店舗をバーチャル空間で再現しており、展示スペースイベントスペースがあり、ラテアートが楽しめるカフェも併設されています。

展示されているクルマを見ることもできれば、イベントスペースで会話することも可能になっています。

お披露目会では副社長の星野朝子氏がアバターをまとって登場するなど注目を集めました。

さらに、店舗の外もモノトーンではありますが、銀座四丁目の空間が再現されており、実際の店舗に訪れるような感覚を味わうことができます。

単なる展示場ではなく、ユーザーどうしの双方向のコミュニケーションも可能な新たなバーチャルギャラリーとなっているんです。

NISSAN CROSSINGの使い方

NISSAN CROSSINGを使うにはどうしたらいいの?

NISSAN CROSSINGはVR chatに店舗を開設しているため、VR chatの登録が必要となります。

VR chatは有料プランも開始されましたが、無料で利用することができます。

Windows PCもしくはVRゴーグル”Oculus Quest2”を持っていれば、誰でも利用することができるようになっています。

NISSAN CROSSINGの特徴

1.ギャラリーとイベントの空間が併設されている

NISSAN CROSSINGの1Fが「ギャラリースペース」2Fが「イベントスペース」となっています。

ギャラリースペースではEV車「アリア」が展示されており、360°全ての角度から見ることができるようになっています。

2Fのイベントスペースでは来店者どうしでコミュニケーションを取ったり、カフェスペースでNISSANのクルマが描かれたラテアートを楽しめたりします。

2.スタッフとの会話ができる

NISSAN CROSSINGの店舗には店員の方がアバターをまとって登場しています。

アバターの姿になって説明をしてくれるため、より仮想空間の世界にのめり込んだ体験をすることができるようになっています。

副社長の方がアバターをまとって登壇してくれるなんてとても貴重な機会ですね!

3.利用者がイベントを主催することができる

イベントスペースでは誰でもイベントができるようになっています。

実際にアバターダンスコンテストで優勝したカソウ舞踏団が主催したダンスパフォーマンスが開催され、収容人数ギリギリまで観客が集まりました。

これからも利用者側がイベントを色んなイベントをして盛り上がりをみせるかもしれませんね。

イベントの実例

NISSANはどんなイベントをしているの?

今年の1月に「アリアとめぐる環境ツアー」が開催されました。

実際の大きさの約10倍から20倍のアリアに参加者が乗り込み、世界中のあらゆる場所にワープしながら、環境問題に対する理解を深めていくという内容です。

地球温暖化に関するレクチャーや演出がなされることで電気自動車の重要性を参加者に訴えています。

NISSANはこれからも様々なイベントを開催して、多くの人に来場してもらう計画のようです。

まとめ

メタバース空間でギャラリーを作るという活用事例がすでに誕生しています。

そこでは、単にクルマを見るだけでなく、コミュニケーションを取ったり、イベントに参加したりと様々な体験をすることができるようになります。

NISSAN CROSSINGは開設から数日で数千人単位の来場者が訪れ、メタバースの注目度合いは高いことが見えてきます。

これからメタバース空間で新車発表会も検討されており、今までの当たり前が大きく変わってしまうかもしれませんね。

NISSAN CROSSINGは随時イベントを開催しているので、ぜひ参加してメタバースのすごさを実感してみてください。

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