2022/05/27
大阪府東大阪市などにキャンパスを持つ近畿大学ですが、メタバースを活用したオンライン授業やオープンキャンパスを行うなど最先端な取り組みを行っています。
コロナ禍の中でオンライン授業などオンラインの重要性は認識されましたが、メタバースを活用した事例は珍しい事例だと言えるでしょう。
今回はそんな近畿大学が取り入れているメタバースオープンキャンパスについて取り上げていきたいと思います!
近畿大学の生物理工学部ではメタバース空間でオープンキャンパスを実施しました。
株式会社メタバーズが運営するcyzy spaceを活用してイベントを実施しました。
このメタバース空間では学部全体のルームと6つの学科に分かれたルームに参加することができるようになっています。
生物理工学部についての説明や入試に関する情報などを受け取ることができます。
スマホからも参加できるため、学生にとっては参加しやすいイベントとなっています。
学部全体ルームではマスコットキャラクターBOSTくんがアバターで登場し、案内までしてくれます。
各ルームでは生物理工学部の展示物が展示されていたり、教員の方と話すことができたりします。
コロナ禍でオープンキャンパスの実施は難しくなっていますが、メタバースを使っての事例は今後増えていくのではないでしょうか。
学校から離れていても参加できたり、すぐに質問できたりするのは助かりますね!
近畿大学の総合社会学部の岡本准教授の授業でメタバースを用いたオンライン授業が実施されました。
研究室と教育事業を展開する増進堂株式会社、VR schoolを運営するトップテンといった産学連携がなされた取り組みです。
大学の大きな講義室が再現されており、実際の授業を受けているかのような没入感があります。
実際の学部の授業が受けられるのはありがたいですよね。
教員と学生がアバターで登場し、普段の教室と同じように周りの学生たちと一緒に授業が受けられます。
手元にはモニターがあり、操作可能で挙手をしたり、拍手をしたりすることができます。
zoomでのオンライン授業に比べより授業にのめり込むことができるのではないでしょうか。
さらに、画面上で簡単に資料を共有することができ、スムーズな授業を行うことができ、教授側からも注目されています。
近畿大学は角川ドワンゴが運営するN高/S高とコラボしたバーチャルオープンキャンパスイベントも実施しました。
このイベントではVRヘッドマウントディスプレイが用いられ、大学の中に入ったような感覚を味わうことができます。
大学構内を自由に移動でき、キャンパスライフを体感することができるようになっています。
また、授業の一部を聴講したり、部活動の練習風景を見ることができたりと盛りだくさんの内容になっています。
近畿大学は他にもVRを活用したイベントを実施しています。
VR近大さんぽでは近大のキャンパスの中を自由に移動し、キャンパスの雰囲気を感じ取ることができます。
自分の行きたい学部の教室とかも見れますね。
この近大さんぽはなんと近大の中だけではなく、近大周辺を散策することも可能になっています。
近大通りを歩くこともできるから実際に下宿する際や授業終わりによりたいお店が見つかったりしそうですね!
近畿大学ではメタバースを活用したイベントをいくつも実現していました。
メタバースを用いることで遠く離れた学生たちもイベントに参加したり、授業を受けることができたりと様々な可能性が広がるのではないでしょうか。
また、メタバースは最近注目されているため、多くの学生から興味を持たれるとも考えられます。
この近畿大学の例から他の様々な大学においてもメタバースを活用したコンテンツが提供されるかもしれませんね。
メタバースは遊びの領域から教育の領域まで広がりを見せています。
これから私たちの生活の至る所にメタバースは表れてくるでしょう。
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